金閣寺 The Temple of the Golden Pavilion

作品概要

  • 原作

    三島由紀夫
  • 演出

    宮本亜門
  • 原作翻案

    セルジュ・ラモット
  • 脚本

    伊藤ちひろ 宮本亜門
  • 出演

    柳楽優弥、水橋研ニ、水田航生、市川由衣
    高橋長英、大西多摩恵、花王おさむ、山川冬樹、
    磯部勉
    大駱駝艦(村松卓矢、湯山大一郎、若羽幸平、
    橋本まつり、小林優太、宮本正也)
    岡田あがさ、天正彩
  • 2011年、ニューヨーカーの魂をも揺さぶった舞台「金閣寺」が
    2014年4月、再演決定!!
    カンヌ国際映画祭最優秀男優賞の柳楽優弥が日本文学の金字塔・
    三島由紀夫に挑む!

    日本文学の金字塔・三島由紀夫の不朽の名作を原作とし、2011年に宮本亜門がKAAT神奈川芸術劇場の柿落し公演として魂を込めて創作した舞台「金閣寺」は、現代に通じる若者の苦悩を描きだし、あらゆる世代に共鳴し、絶大に支持されました。
    “リンカーンセンター・フェスティバル2011”でも大絶賛を受けた舞台が、2014年春、新たな息吹とともに戻って来ます!

    生来の吃音から疎外感に悩まされ育った主人公・溝口、下肢に障害を抱えながらも不敵に溝口を挑発する柏木、そして溝口の寺の同朋・鶴川。それぞれの若者の苦悩を見事に描きだすとともに、現代の若者にも通じる閉塞感を見事に造形したこの作品は、映像、身体、声で三島文学を多層的に描き、ニューヨーク公演の劇評ではその演出を高く評価されました。

    そして今回注目のキャストには、主人公・溝口役に、映画「誰も知らない」で第57回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞し、2012年には村上春樹原作、蜷川幸雄演出舞台「海辺のカフカ」の主人公・田村カフカ役で初舞台を踏んだ柳楽優弥が決定!

    新たなキャストとともに、新たに魂を込めて創作します。どうぞご期待ください!
     
    画像


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    【宮本亜門コメント】
    また「金閣寺」を再演させて頂くことになりました。柳楽優弥さんの舞台は拝見していてとても魅力的だったので、是非溝口をやって欲しいと思っていたのですが、初めてお会いした時「まさに溝口!」という印象だったので、ガラス細工のように繊細で大胆で芯がある溝口をやってもらえるということで、これは面白くなる!と確信しました。
    作品に登場する溝口や、柏木、鶴川という若者たちはマイノリティであったり、人とは違う個性があったりしますが、周りと違う生き方があるからこそ今の時代に必要なのだと、若者たちの生の声というものを「金閣寺」を通して、三島の言葉を通して伝えたいと思います。
    「金閣寺」は、大胆で、斬新で、若々しい作品ですので、新しいキャストと新しい意気込みでさらにグレードアップして、皆様の心に、体に伝わる作品を作ります。「金閣寺」はいつまでも不滅です!
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    【柳楽優弥コメント】
    舞台は2度目ですが、今は楽しみの気持ちが強いです。宮本亜門さんは初めてお会いした時に「楽しみましょう」と言って頂いて、嬉しかったですしすごく話しやすい方だなという印象です。
    「金閣寺」は原作も読みましたが、溝口は言葉を発する前に頭の中で色々と考えていて、その考えるスピードが速いんですけど、外の世界になかなか馴染めない感じなど共感する部分がたくさんありました。そういった外の世界に馴染めないという、三島由紀夫の言葉で言うところの「鍵が錆びてて」ということが全ての始まりだと思いますので、そこは大事にしていきたいです。
    「金閣寺」は三島由紀夫の大人気の小説ですが、いい意味で期待を裏切れるよう、溝口に対して誠意を持って演じられるように頑張ります。
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    全キャスト決定!!水橋研二、水田航生、市川由衣らが
    三島由紀夫が描いた「少年たちの叫び」を詠う!

    注目の溝口役には、その眼光鋭く、しかしナイーブなガラス細工のように繊細な演技で独特のオーラを放つ柳楽優弥が、宮本亜門の熱いラブコールに応えて挑戦いたします。そして、柏木役には映画・ドラマの中で独特の存在感を醸し出し、常に演じる役で万華鏡のように色を放つ実力派の水橋研二、鶴川役に度重なるオーディションをくぐり、
    選ばれた水田航生が決定しました。

    「金閣寺」という存在をフィジカル具現化した宮本亜門の舞台「金閣寺」。その存在を初演に続き、山川冬樹が表現、そして溝口の初恋の有為子とその有為子に存在を重ねるお花の師匠を市川由衣がチャレンジ、そして同禅和尚には磯部勉があらたに加わります。そして、もちろんこの舞台に欠かせない大駱駝艦の面々が小野寺修二の振付によって、この舞台をフィジカルに彩っていきます。


    ◆あらすじ◆
    「僕の内界と外界との間の扉に鍵があり、うまく開いたためしがない。
    それどころか、その鍵は、錆びつてしまっているのだ」
    丹後の貧しい寺の子として生まれた主人公・溝口。彼は生来の吃音のため同年代の少年たちや有為子とうまく接することができず、その苦しみは母にも理解してもらえない。
    孤独にもがく彼に病弱な父は、「金閣がお前を導いてくださる」と、その美しさを聞かせる。しかし、父に連れられ、初めて金閣を訪れた溝口にとって、現実の金閣は美しいとは思えないものだった。その後、父の遺志に従い金閣寺の徒弟となった彼は、鶴川と出会う。
    「だって僕、そんなこと、ちっとも気にならない性質なんだ」
    自分の吃りをからかおうとしない鶴川にいらだち、その理由を尋ねる溝口に、鶴川は屈託なくこう答える。まぶしいほどの明るさで手を差し伸べ、自分という存在を認めてくれる友。彼によって溝口は、初めて輝かしい夏のひとときを過ごす。次第に激しさを増す本土への空襲。溝口は金閣と自分がともに焼け落ち、滅びる結末を夢想し、金閣を美しいと感じる。だが、金閣は焼けることなく戦争は終わり、彼の夢想は崩壊する。さらに寺を訪れた米兵と娼婦をめぐるできごとにより、溝口は道詮和尚から無言の圧力を受け、寺の福司に睨まれるようになる。
    そしてこのできごとは、鶴川との関係にも影を落としていく。その後、大学へ進学した溝口は、鶴川から休み時間を別々に過ごすことを提案され、途方に暮れる。そんな彼の前に現れたのが、内翻足の男・柏木だった。
    「君は自分を大事にしすぎてる。だから自分と一緒に、自分の吃りも大事にしすぎてるんだ」
    自分の内翻足すらも武器に変え、悪をも肯定して不敵に生きる柏木。その姿に溝口は憧れを抱き、惹かれていく。
    「柏木と付き合うのはあまりいいと思えない」
    溝口を心配し、そう忠告する鶴川に対して、溝口は素直になれないまま、こう言い返してしまう。
    「君と僕とはやっぱりどこまでいっても違う人間なんだ」
    さみしげに立ち去る鶴川。そして彼はそのまま、帰省先でこの世から去る。
    「ぼくを疑おうと、背を向けようと、あの光が必要だった・・・・・・」
    鶴川を失って再び孤独に沈み、死んだ毎日を過ごす溝口。柏木との付き合いに心地よさを感じても、幻の金閣に遮られ、それに染まることはできない。そして徐々に自分が、柏木と同じようには生きられないことに気づいていく。そんな溝口に柏木は、実は鶴川との間に付き合いがあったこと、さらに溝口の知らなかった、鶴川の死の真相を伝える。そして「認識だけが世界を変える」と言って、溝口に同意を迫る。衝撃を受ける溝口。しかし、彼は柏木にこう告げる。
    「僕は君とは違う生き方をする」
    柏木との決別後、金閣寺を訪れた亡き父の友・禅海和尚と会話を交わしたのち、溝口は内界と外界との間の鍵を開け放つため、金閣へ火を放つことを決意する。


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