調布パルコ×イオンシネマ シアタス調布 スペシャル！ ラヴ・レターズ ～青井陽治追悼公演～

作品概要

• 作

  A.R.ガーニー

• 訳

  青井陽治

• 演出

  藤田俊太郎

• 出演

  細谷佳正 ＆ のん

• 調布パルコ×イオンシネマのスペシャル企画！
   
  誕生から28年、調布PARCOは2020年に向け新たなステージに立っています。
  その新しいステージに向けての第一弾は、2017年12月、開業間もないイオンシネマ シアタス調布とのコラボレーション企画、パルコエンタテインメントのトッププログラム「ラヴ・レターズ」公演をお贈りいたします。
  今回、フレッシュな会場にふさわしい、まさにこの企画のためのカップルが誕生しました。映画「この世界の片隅に」で声優として共演した二人が、あの感動も新たに登場。新しい愛の物語を、調布ＰＡＲＣＯから、みなさまにプレゼントいたします。
  
  PARCO劇場の看板作品のひとつとして、26年間上演してきた朗読劇の金字塔「ラヴ・レターズ」。演出の青井陽治氏の早すぎる逝去という困難を乗り越えて、演出家藤田俊太郎氏を新たに迎え、「ラヴ・レターズ」も調布PARCOとともにNEXT STAGEへの第一歩を踏み出します。
  2017年12月、調布の新しい物語もPARCOから開きます。
  どうぞお楽しみに!
  
  
   
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• 演出 藤田俊太郎コメント
  親愛なる青井陽治様。
  心をこめてLOVE LETTERを贈ります。
  2017年12月から青井さんが26年間大切に演出されてきた『LOVE LETTERS』を引き継がせていただきます。
  
  青井さんとの出会いは2007年、僕の師匠である蜷川幸雄さんが演出した『恋の骨折り損』の稽古場でした。25年ぶりに俳優として舞台復帰された青井さん、僕は演出助手として作品に関わっていました。青井さんはご自分の台詞が正しく言えているかどうか、日々の稽古の中で助手である僕にチェックをして欲しいと頼んでくれました。
  台詞、言葉をとても大事にする姿に感銘を受けました。僕は青井さんに対してなにか大きい仕事をしたわけではありませんが、あの時の青井さんの「稽古中の君の細かいチェックのお陰で公演を乗り越えることができました、ありがとう」という言葉は、演出助手である僕にとって支えとなる言葉でした。そして「君が演出をする時は必ず劇場に駆けつけます」と。その言葉通り2011年の自主公演や、僕のバンドのライヴに来てくださったこと、こころから感謝しています。僕がミュージカル演出のお話をいただくようになってからは、たくさんのことを教わりました。それは青井さんが切り開き、歩んできた道、現在に繋がるミュージカル、演劇の歴史そのものです。その全ての言葉はいつまでも僕の中に生き続けています。
  
  今回の『LOVE LETTERS』上演でアンディー細谷佳正さん、メリッサのんさんに出会えたことに感謝を込めまして。青井さんの想いを一通一通、一文字一文字のLOVE LETTERSに込めてお客様に届けます。どうか見守っていてください。ありがとうございます。
  またLOVE LETTERを送ります。
  
  細谷佳正　コメント
  ずっとやってみたかった事に、こうして関わらせて頂く事が出来て、とても嬉しく思います。
  『舞台に立つ者』として臨める事が幸せです。本番当日が今から本当に楽しみです。
  皆様のご来場、心よりお待ちしています。
  
  のん　コメント
  この度、LOVE LETTERSに出演させていただく事になりました。 素晴らしい作品に関われる事、そして復帰された細谷佳正さんと初めて面と向かって共演させて頂く事、とても嬉しい気持ちです。
  青井陽治先生への追悼の意を込めて、演出家の藤田俊太郎さん細谷佳正さんとLOVE LETTERSに愛を尽くしたいと思います。