TERROR テロ

TERROR テロ

TERROR テロ

公演詳細

公演日程
2018年1月16日 (火) 〜2018年1月28日 (日) 
会場
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
フェルディナント・フォン・シーラッハ
翻訳
酒寄進一
演出
森新太郎
出演
橋爪功
今井朋彦
松下洸平
前田亜季
堀部圭亮
原田大輔
神野三鈴

テロリストにハイジャックされた旅客機を撃墜し、164人の命を奪い
7万人を救った空軍少佐。彼は英雄か、罪人か?
決するのは裁判を見守る“観客”、つまりあなた自身です!

弁護士(橋爪功)と検察官(神野三鈴)がそれぞれの正義を賭けて、法廷で丁々発止の論戦を繰り広げる。この裁判の行方を決するのは…
観客の皆様に被告が有罪か無罪か投票していただき、その投票結果で、判決が言い渡されます。この法廷劇の結末を決めるのはあなたの一票かもしれません。

2012年、デビュー作の短編連作集「犯罪」で、日本では本屋大賞(翻訳部門)を受賞し、ベストセラー作家として、全世界にその名前が知られることになったフェルディナント・フォン・シーラッハ。
母国ドイツ国内でも多数の賞を受賞して高い評価を得、続く短編集「罪悪」、長編「コリーニ事件」「TABU」も、次々と話題を呼び、大好評と注目を獲得しています。
シーラッハは刑事事件弁護士であり、体験した事件を織り込むこともあるなど数々の事件で得られた経験と鋭い観察眼で作品を執筆、短く淡々とした描写で深く人間の業に分け入っていく作品は読む人を虜にして離しません。
シーラッハは、‘犯罪’を通して人が「どう生きるべきなのか」を問いかけ、常に罪と隣り合わせで生きている私たちに語りかけてきます。

2015年6月、兵庫県立芸術文化センターとパルコは、シーラッハ氏の2作目の長編小説「TABU」を世界で初めて舞台化、新国立劇場小劇場と兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールその他で上演。
そして、2018年1月シーラッハ氏の初戯曲「Terror」を日本で上演いたします!どうぞご期待ください!



公演に寄せて:森新太郎(演出)
かの『ヴェニスの商人』をはじめ、古今東西、裁判を扱った芝居は数多くあるが、シーラッハの『テロ』は中でも異色、観客に傍観者たることを許さないという点において、その緊迫感は群を抜いている。法を信ずるべきか、良心を信ずるべきか、そんな問いをとことん突きつけてくる唯一無二の法廷劇と言えよう。
昨年、日本語に翻訳されて以来、私は機会ある毎にこの戯曲を読み返してきた。が、正直言うと、いまだに被告人・コッホ少佐の行動に対して白黒つけられぬままである。テロの脅威を想像すればするほど、迷いは深まるばかりだ。いま私達はどのような危機的状況を生きているのか…この作品を通して、皆さんと一緒に劇場で静かに語り合えたらと思う。



東京創元社「テロ 」

フェルディナント・フォン・シーラッハ著
酒寄進一訳
装幀:森田恭行(キガミッツ)

テロリストにハイジャックされた旅客機を撃墜し、
164人の命を奪い7万人を救った空軍少佐。
彼は英雄か、罪人か? 
有罪と無罪、ふたとおりの結末が用意された衝撃の法廷劇。
定価 1,728円(税込)
 

阿曽山大噴火さん(お笑い芸人・裁判ウォッチャー)より「テロ」戯曲本の感想が到着しました!

 例えば、観客の投票結果によって、エンディングが変わる舞台があるとして。
 164人が乗った旅客機をドイツ空軍の少佐がミサイルで撃墜しますか? さすがにこれだけじゃあ、全員一致で有罪でしょう。ではテロリストにハイジャックされていて、7万人が埋め尽くすスタジアムに墜落しようとしていたので、ドイツ空軍の少佐がミサイルで撃墜した事件。これならどうですか? それでも全員一致で有罪でしょうか?7万人を救うために164人が犠牲になるのは許されないことなのか。これがフェルディナント・フォン・シーラッハの「テロ」で書かれている、観客に有罪無罪の判断をせまる事件です。 個人的には刑事裁判は無罪で、民事裁判の方で亡くなった人たちへの賠償の話し合いをすればいいのにとは思うのだけど、原作がつきつけているのは刑事裁判での有罪と無罪の2択。

 例えば、線路上を走っているトロッコのブレーキが壊れて暴走したとして。
 このままだと、前方にいる5人の作業員はトロッコにひき殺されます。あなたは分岐器の前にいるのでトロッコの進行方向を変更して、5人の作業員の命を救える立場です。しかし、進行方向の変えた先には別の作業員が1人で作業をしています。さて、あなたはトロッコの行き先を変えますか? 変えませんか?

 5人を救うために1人が犠牲になるのは許されることなのか。これはフィリッパ・フットという哲学者が提起した「トロッコ問題」です。「テロ」の中でも言及されているし、50年も前に出された非常に有名な問題です。

 いろんな意見や答えがある問題だろうけど、出題者のフットは「無実の男を処刑すれば暴動は収まるが、無罪の男を匿えば暴動により多くの犠牲者が出る」と、トロッコ問題で絞りだした答えを一蹴するような問題も出していたりします。

 シーラッハの用意した正解はわからない。時と場合によって人の命の重さは変わることを、テロを憎む視線で描きたかったんじゃないだろうか。考えることこそが悪に立ち向かう武器であると。

 そして、この「テロ」は世界中で上演されています。ネット上では、有罪無罪の結果が表示されているんだけど、ほとんどの国が全公演無罪。地元ドイツでは1200回以上上演して、有罪は100回くらいのようです。

 一方、日本で以前、橋爪功さんがお一人で「テロ」を朗読劇を上演したときは、4回中4回が有罪だったそうです。全有罪は日本だけ。

 時と場合だけじゃなく、国によっても違うのか。

 現時点で僕は原作本を読んだだけです。原作は、有罪と無罪の判決文、さらにフランスの雑誌「シャルリー・エブド」がMサンスーン・メディア賞を受賞したときの、シーラッハのスピーチも収録されていて、すべて含めて一冊の本という作品になっています。ゆえに、文章ではなく芝居としての「テロ」は違うものに感じられるのかも。

 1月16日に新宿・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで幕を開ける舞台版を観たら、この作品に対する印象が変わってくるかもしれませんね。

阿曽山大噴火(お笑い芸人・裁判ウォッチャー)

チケットぴあでも阿曽山大噴火さんによるテキストを公開中!
http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201712280001




【参考】各国公演時の判決結果

世界各国で上演された際の判決結果は下記の通り。
日本公演も、毎日判決結果をご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!

フランクフルト(全24公演):有罪 1 /無罪 23
ブラウンシュヴァイク(全32公演):有罪 7 /無罪 25
ニュルンベルク(全36公演):有罪 2 /無罪 34
フライブルク(全29公演):有罪 2 /無罪 27
ウィーン(全10公演):有罪 0 /無罪 10
コペンハーゲン(全26公演):有罪 4 /無罪 22
ロンドン(全33公演):有罪 0 /無罪 33
テルアビブ(全2公演):有罪 0 /無罪 2
ミュンヘン(全78公演):有罪 15 /無罪 63
ベルリン(全49公演):有罪 6 /無罪 43

東洋初の上演は、日本で行われた16年8月の朗読公演。
なんと全公演で有罪という結果となりました。

東京:日経ホール8月13日 昼=有罪(有罪285:無罪132) 
                 夜=有罪(有罪267:無罪150)
兵庫県立芸術文化センター 8月20日=有罪(有罪225:無罪150)
                     21日=有罪(有罪181 無罪137)

その後17年6月に北京で5公演上演され、3公演が有罪、2公演は無罪だったと伝えられています。



本公演での判決結果

<東京:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA公演>
1月16日(火)18:30公演  無罪(有罪165:無罪189)
1月17日(水)14:00公演  有罪(有罪148:無罪139)
1月18日(木)14:00公演  有罪(有罪147:無罪146)
1月18日(木)18:30公演  有罪(有罪158:無罪141)

公演概要

  • 会場

    紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
  • 料金

    7,800円(全席指定・税込)
    U-25チケット 4,000円(観劇時25歳以下対象・当日指定席引換・要身分証明書・一般発売日以降パルステ!・チケットぴあにて前売り販売のみ取り扱い)
  • 前売開始

    2017年10月15日(日)
  • 上演時間

    約3時間(休憩15分含む)予定
      1幕:約100分 予定
      (休憩:15分)
      2幕:約40分 予定
      票決(投票):10分
      判決:15分
  • 当日券情報

    開演の60分前より紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA当日券受付カウンターにて販売いたします。
  • 企画

    兵庫県立芸術文化センター
  • 共同製作

    パルコ 兵庫県立芸術文化センター
  • 協力

    東京創元社
  • お問合わせ

    <チケットに関するお問合せ>
    サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(全日10:00~18:00)

    <総合お問合せ>
    パルコステージ 03-3477-5858(月~土 11:00~19:00 日・祝 11:00~15:00)


※未就学児の入場不可
営利目的の転売禁止

※車椅子でご来場予定のお客様は、あらかじめご観劇券(チケット)をご購入の上、
座席番号をサンライズプロモーション東京0570-00-3337(全日10:00~18:00)までお早めにご連絡くださいませ。(受付はご観劇日前日まで)
ご観劇当日、係員が車椅子スペースまでご案内いたします。また、車椅子スペースには限りがございますため、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。予めご了承くださいませ。
なお、車椅子スペースの空き状況につきましては、サンライズプロモーション東京にてご案内しておりますので、チケットご購入前にお問合せくださいませ。

スケジュール

紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA 

01月 15
16
17
18
19
20
21
14:00
 
有罪 有罪
18:30
 
無罪 有罪
22
23
24
25
26
27
28
14:00
18:30

チケット

PARCOカード会員(先行販売)

9月28日 (木) 18:00〜10月2日 (月) 18:00

PLAYチケット会員(先行販売)

9月28日 (木) 18:00〜10月2日 (月) 18:00

U-25チケット

10月15日 (日) 0:00〜

一般発売

10月15日 (日) 10:00〜

  • スマホアプリ「パルステ!」
    ダウンロードはこちらから
    http://www.parco-play.com/parste/
    ※アプリへの会員登録の他にチケットぴあが運営するパルステ!チケットへの会員登録が必要です(無料)
  • サンライズオンライン
    http://sunrisetokyo.com/
  • チケットぴあ
    http://w.pia.jp/t/terror/ (パソコン&携帯)
    【発売日特電】 0570-02-9920
    【10/16以降】 0570-02-9999(Pコード:481-273)
    セブン-イレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗
  • ローソンチケット
    http://l-tike.com/terror18/ (パソコン&携帯)
    【発売日特電】 0570-08-4632
    【10/16以降】 0570-08-4003(Lコード:35339)
    0570-00-0407(オペレーター・10:00~20:00)
    ローソン・ミニストップ(店内Loppi)
  • イープラス
    http://eplus.jp/terror/ (パソコン&携帯)
    ファミリーマート店内Famiポート(発売日翌日以降)
  • キノチケオンライン
    https://www.kinokuniya.co.jp/
  • キノチケットカウンター
    店頭販売10:00~18:30
    新宿駅東口・紀伊國屋書店新宿本店 5F

その他の公演

ムービー

  • コメントMOVIE:堀部圭亮

  • コメントMOVIE:前田亜季

  • コメントMOVIE:松下洸平

  • コメントMOVIE:神野三鈴

  • コメントMOVIE:今井朋彦

  • コメントMOVIE:橋爪功

and more ...