ダブル・スタンダード
ダブル・スタンダード」 対象によって運用する基準を変えること。一般的にはそういった意味で使用される「ダブル・スタンダード」。だが、ここでは二つのスタンダード・ナンバーの意味で捉えていただきたい。
演出家を生業にするダブル鈴木には、それぞれ長年に渡ってどうしても好きだ!という戯曲(つまり個人的なスタンダード)があった。それが「おーい!救けてくれ!」であり「動物園物語」である。
今年に入って、それぞれが別個に上演の機会を狙っていた。が、短編の戯曲はなかなか上演しにくい。
そして、その情報は、俳優田中哲司によって両者に伝えられた。
「じゃあ、一緒にやっちゃえばいいじゃん!」女の方の鈴木が言うと、男の方の鈴木がうなずいた。
こうして、“シンプルに、ただ俳優たちの間におこることだけをお目にかけたい”という試み「ダブル・スタンダード」は産声を上げたのだった。
20021015日(火)・16日(水) 追加公演決定!
おーい、救けてくれ!30分、動物園物語 1時間、
短編戯曲連続上演。
 自転車キンクリートSTORE
「おーい、救けてくれ!」
 Hello Out There
 作:ウィリアム・サローヤン
 訳:倉橋 健 演出:鈴木裕美
 出演:村上 淳、西尾まり、他
村上 淳 西尾まり
Jun Murakami   Mari Nishio
1908年カリフォルニアに生まれ、『君が人生の時』(The TIme of Your Life)で1940年ピューリッツァー賞を受賞した、ウィリアム・サローヤンのごく短い戯曲。
テキサスの田舎町の刑務所。独房に入れられ、誰にともなく「おーい、救けてくれ!」と叫ぶ若い男に、その刑務所で働く少女が物陰から声をかける。「淋しいの?」若い男は、少女を騙し、何とか脱獄をしようと試みる。世間知らずの少女は面白いように騙されてしまうのだが…。
世界の底からの脱出を夢見る二人の、滑稽で切ない、30分のラブストーリー。
 
 ZAZOUS THEATER
「動物園物語」
 The Zoo Story
 作:エドワード・オールビー
 訳・演出:鈴木勝秀
 出演:光石 研、田中哲司
光石 研 田中哲司
Ken Mitsuishi   Tetsushi Tanaka
1958年に書かれた、E.オールビーの初期、オフ・ブロードウェイ時代の代表作。
夏。ある日曜日の午後、セントラルパークの一隅。
ベンチで読書をしていたピーターに、見知らぬ男、ジェリーが話しかける。
「動物園へ行ってきたんです。こっちは北ですか?」
そして始まる膨大な言葉を費やした無意味な会話。
描き出される、人生の意義および目的意識の喪失。
深い幻滅感。
 
「なぜ人間は愛なんて言葉を発明したんだろう?」

開演時間: 各日19:30開演
入場料金: \4,500 (全席指定・税込)
前売開始: 2002年9月15日(日)


前売取扱い: チケットぴあ 03-5237-9999/9988
03-5237-9966(Pコード321-229)

ローソンチケット 03-3569-9900(Lコード32912)
03-5537-9999

e+(イープラス) URL http://eee.eplus.co.jp/
公演前直前予約: 自転車キンクリーツカンパニー 03-5489-0854
<10月1日(火)〜12日(土) 12:00〜18:00>
当日券: 開演1時間前より劇場受付にて発売

追加公演 20021016日(水) 15:30開場 16:00開演
入場料:\4,500 (全席指定・税込)
前売開始日:2002年9月27日(金)

前売取扱い: チケットぴあ 03-5237-9999/9988
03-5237-9966(Pコード321-229)

ローソンチケット 03-3569-9900(Lコード39373)
03-5537-9999

e+(イープラス) URL http://eee.eplus.co.jp/
公演前直前予約: 自転車キンクリーツカンパニー 03-5489-0854
※10月1日(火)〜12日(土) 12:00〜18:00 受付
当日券: 開演1時間前より劇場受付にて発売


企画・製作:(株)パルコ/自転車キンクリーツカンパニー/ZAZOUS THEATER
お問合せ:パルコ劇場 03-3477-5858 自転車キンクリーツカンパニー 03-5489-4434