2005年春。若林ケンは還暦を機に、シャンソン歌手として初めてのCD『CHANSON THEATER』をリリースしました。インディーズのリリースではあるものの、口コミで広がり今も継続的に売れ続けています。
 また、リサイタルも積極的に実施し、これまでに全国で開催されたソロリサイタル公演では、シャンソン歌手として驚異的な1万人を超える観客動員数を記録しました。
 2006年10月には、“あの感動をもう1度"の声に後押しされ『若林ケン CHANSON THEATER 2006』を実施。このコンサートでも熱狂の声は止むことがなく、東京・神戸・名古屋の3都市ではさらに特別追加公演が行われ大盛況のうちに幕を閉じました。青春、恋愛、生き様・・・色々な人生のエッセンスが凝縮した心の歌シャンソンは、幼少を赤線地帯で過ごし、人間ドラマを見つめ続けてきた若林ケンだからこそ説得力を持って響き、観客の心を揺さぶります。若林ケンの心の歌に魅せられたファンには名だたるアーティストも多く、その1人である演出家のつかこうへいは、自身の作・演出作品『熱海殺人事件』に15年にわたって若林ケンを出演させるなど、歌手という枠にとどまらない彼の才能を発掘しました。
 若林ケンは今、中高年を中心に静かなブームを起こし始めています。




 全国各地で感動の拍手をもって迎えられている『CHANSON THEATER』は、1つ1つの楽曲からまるで映画やお芝居のように、様々な人生のシーンが浮かび上がる、タイトルに相応しいコンサートとなっています。今回も、これまでのコンサートで創り上げてきた世界観は崩さず、演劇のような演出で、コンサート全曲を通してひとつのストーリーを紡ぐかのようなステージに挑戦する予定です。
 「何事も遅すぎることはない。誰でも人生の最後に青春を持ってくることができる」と語る、若林ケン。60歳を越えてますます活躍の幅を広げていく若林ケンが贈る、歌<シャンソン>という花束が、きっと世代を超えた観客の心の扉を開くことでしょう。




 還暦を機にリリースしたCD『CHANSON THEATER』と、若林ケンの人生を変えた名曲を集めたミニアルバム『CHANSON THEATER PRELUDE』は、今でも多くの人の心をつかんで感動を与えています。
 その若林ケンが今年いよいよ、人生の第二章を始動させます!かねてから期待されていたメジャーデビューが決定し、6月にソニー・ミュージックより新曲を含むニューアルバム『花束〜Bouquet de CHANSON〜』を発表(予定)。さらにより多くの方々に魂の歌声をお届けします。
 団塊の世代に勇気を与えてきた若林ケン自身が、再び新たな青春をスタートさせます。
“大人"だからこそ味わえる円熟なる若林ケンの世界にどうぞ、ご期待ください!





1945年3月生まれ。
1970年前半から銀座のシャンソン・カフェ“銀巴里"に通い始め、この場所で聞いたシャルル・アズナブールの『私は一人片隅で』の曲との衝撃的な,出会いから、自らもシャンソンを唄いはじめる。
1974年、新宿・歌舞伎町にシャンソニエ“ペイトンプレイス"を開店。
以来、その歌声を聴くために数々の著名人が足を運ぶ。
1986年、人形師・辻村寿三郎と、人形舞とシャンソンのコラボレーションを展開。その芸術性が高く評価されロングラン作品になる。
1989年には、劇作家・つかこうへい作・演出の舞台『今日子』で、岸田今日子の相手役として舞台俳優としてデビュー。
その後も『幕末純情伝』、『熱海殺人事件モンテカルロ・イリュージョン』等のつかこうへい作品に15年間出演し、俳優としての活動も続ける。
2001年、世界的に活躍するフラメンコダンサー長嶺ヤス子と『ガラスの糸の上で』、『ボンボヤージュ』等で共演。
還暦プロデビューリサイタル『CHANSON THEATER(シャンソン・シアター)2005』を全国各地で開催。シャンソン歌手のソロリサイタルとしては1万人という驚異的な動員数を記録。
2006年ソロリサイタル『CHANSON THEATER 2006』を開催。 中高年を中心に熱狂的ファンを獲得し、新聞、テレビ、ラジオ等で話題を集める。 2007年1月、『CHANSON THEATER 2006 追加特別公演』を東京、名古屋、神戸にて開催。
2007年2月には、ソニー・ミュージックダイレクトと契約(メジャー契約)。 3月、サントリーホールにて特別リサイタルを開催。6月、ニューアルバム発売記念『若林ケン CHANSON THEATER - A Bouquet of chansonsシャンソンの花束 -』(東京・大阪・神奈川・名古屋)を開催。
同月、ソニー・ミュージックより新曲を含む
ニューアルバム『花束~Bouquet de CHANSON~』をリリース(メジャーデビュー)予定。