【演出】宮田慶子
劇団青年座所属。日本演出者協会副理事長。日本劇団協議会常任理事。次期新国立劇場芸術監督。
[主な演出作品] 加藤健一事務所「セイムタイム・ネクストイヤー」(文化庁芸術祭賞)、青年座「MOTHER-君わらいたまふことなかれ」（紀伊国屋演劇賞個人賞）、「フユヒコ」(98年読売演劇大賞優秀作品賞/優秀演出家賞)、「サラ」「赤シャツ」（千田是也賞、02年読売演劇大賞優秀演出家賞）、他　「ノイゼスオフ」「エレファントマン」「東京原子核クラブ」「伝説の女優」「屋上庭園」など多数。
パルコ劇場では前２作の「LOVE30」（06&07年）をはじめ、「おやすみの前に」（02年）、「ふたたびの恋」（03年）など。

【音楽】稲本 響
1977年大阪に生まれる。3歳でピアノを始め、5歳でクラリネット奏者である父との共演でステージ・デビュー。18歳でドイツへ留学。ピアニストの巨匠：アルフレッド・コルトーの奏法を身につけ、独自の改良を加える。留学後の欧州ツアーはドイツ大手新聞社などに大絶賛される。
帰国後、専属調律師：高木裕が手掛ける稲本響仕様の特注ピアノ：ニューヨーク・スタインウェイを全国各会場に持ち運ぶことを開始。世界屈指のオーケストラ：ベルリン・フィルのトップメンバーと共演するなど、クラシックの世界からも高い評価を得ている。
主な作曲・音楽監督作品には映画「長い散歩」（監督：奥田瑛二、主演：緒形拳、モントリオール世界映画祭にてグランプリ受賞）、映画「イキガミ」（監督：瀧本智行、主演：松田翔太）、舞台「海の上のピアニスト」（共演：市村正親）、舞台「グリーンフィンガーズ」（演出：宮田慶子、主演：相葉雅紀、平幹二朗）、番組テーマ曲「キヤノンスペシャル」（テレビ朝日系）、番組テーマ曲「匠の肖像」（テレビ東京系）、CM音楽「HONDA エリシオン・プレステージ」、CM音楽「IDC 大塚家具 企業CM」、上野の森美術館「ピカソ展」テーマ曲、愛地球博「女性像展示会場」テーマ曲等。

【ピアノ♪レッスン：作】後藤法子
福島県出身。　［最近の主な執筆作品］ 「チルドレン」2006（ＷＯＷＯＷ）＊放送文化基金賞テレビドラマ番組賞　、「ブラックジャックによろしく」2003、「奥さまは魔女」2004、「肩ごしの恋人」2007　（以上ＴＢＳ）、「曲がり角の彼女」2005、「アテンションプリーズ」2006 ,「チーム・バチスタの栄光」2008　(以上CX)　、「エラいところに嫁いでしまった！」2007(ＡＮＢ）　　<映画>「ホームレス中学生」監督＝古厩智之（東宝）2008　他　　<舞台>　「ラストダンス」2000、「お茶っぴき」2004

【しゃぼん：作】藤本有紀
[最近の主な執筆作品] ＜舞台＞「正月どうすんの？」「借りたら返す」他劇団カクスコの諸作品（１９９７年〜２００１年）など。＜ＴＶ＞「ちりとてちん」「名探偵赤富士鷹」(以上NHK)、 「ラヴレヴォリューション」「天才柳沢教授の生活」（以上CX）、「花より男子」（TBS），「ギャルサー」（NTV）　他多数

【エアコンな夜：作】横田理恵
福島県生まれ。東京女子大学短期大学部卒業。マーケティングリサーチ業務に携わった後、米国滞在を経て英会話学校、米国系PR会社等に勤務。1997年「心療内科医・涼子」(YTV)で脚本家デビュー。
[主な執筆作品]　 「奇跡の人」(YTV)、「ナースマン」「ごくせん」シリーズ(NTV)、「1リットルの涙」(CX)、「美味學院」(TX)、「動物のお医者さん」（EX）、＜ラジオドラマ＞「海辺の姉妹」（NHK-FM）、＜映画＞「恋極星」（2009公開）など

勝村政信
1963年、埼玉県出身。87年に劇団「第三舞台」入団、92年退団まで主要メンバーとして活躍。蜷川幸雄、野田秀樹ら名だたる演出家から絶大な信頼を寄せられ多くのプロデュース公演に出演する他、コメディからシリアスまでこなす演技力で映像分野でも幅広く活躍。
主な出演作に
＜舞台＞『滅びかけた人類、その愛の本質とは･･･』（パルコ劇場）、『法王庁の避妊法』（世田谷パブリックシアター）、NODA・MAP『半神』『キル』、『パンドラの鐘』、『マクベス』、『天保十二年のシェイクスピア』、『ドラクル』、『表裏源内蛙合戦』（以上シアターコクーン）
＜テレビ＞『天才たけしの元気が出るテレビ』（NTV）、『HERO』、『コード・ブルー』（以上CX）、『サラリーマン金太郎』、『タイヨウのうた:』（以上TBS）、『盲導犬クィールの一生』、『義経』、『瞳』（以上NHK）
＜映画＞『ソナチネ』、『キリコの風景』、『あかね空』、『HERO』

高岡早紀
1972年、神奈川県出身。89年に映画『cfガール』でデビュー。以来、映画・テレビ・舞台などに数多く出演。94年の映画『忠臣蔵外伝　四谷怪談』では体当たりで演じたお岩役で、ブルーリボン賞主演女優賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など、その年の映画賞を総なめにした。
主な出演作に
＜舞台＞『キレイ〜神様と待ち合わせした女』、『表裏源内蛙合戦』（以上シアターコクーン）、『獅童流　森の石松』（新橋演舞場）、ロックオペラ『Tommy』（日生劇場）、いのうえ歌舞伎☆壊『蜉蝣峠』（赤坂ACTシアター）
＜ドラマ＞『肩ごしの恋人』、『孤独の賭け・愛しき人よ』（以上TBS）、『愛の流刑地』（NTV）、『プリマダム』（NTV）、『大奥・華の乱』（CX）
＜映画＞『バタアシ金魚』、『KYOKO』、『コトバのない冬』、『はりまや橋』、『カフーを待ちわびて』

松重 豊
1963年、福岡県出身。明治大学在学中に三谷幸喜の「東京サンシャインボーイズ」に客演。86年〜89年、蜷川スタジオに在団。以後、映像分野にも活躍の場を広げる。第62回毎日映画コンクール男優助演賞受賞。NHK朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』では主人公の父親役を好演した。
主な出演作に
＜舞台＞『ハムレット』（銀座セゾン劇場）、『朝日のような夕日をつれて97』（紀伊国屋サザンシアター）、『彦馬がゆく』、『49日後･･･』、ドラマリーディング『不器用な人々』（以上パルコ劇場）、『流れ姉妹　たつことかつこ』（青山円形劇場）、『昔の女』（新国立劇場）
＜テレビ＞『ちりとてちん』、『北条時宗』、『クライマーズハイ』（以上NHK）、『ビックマネー』、『プロポーズ大作戦』、『ありふれた奇跡』（以上CX）、『最後の弁護人』（NTV）
＜映画＞『EUREKA』『血と骨』『しゃべれども　しゃべれども』

ともさかりえ
1979年、東京都出身。93年、ドラマ『素晴らしきかな人生』（CX）でデビュー。以後、女優活動と平行してアーティストとしてCDもリリース、ファッションリーダー的存在となる。舞台には『犬を使う女』（99年・ゴールデンアロー賞演劇新人賞受賞）以来、話題作に出演、演技力が高く評価されている。
主な出演作に
＜舞台＞『トランス』（ルテアトル銀座）、『SLAPSTICKS』（パルコ劇場）、『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない？』（シアターコクーン）、『まどろみ』（あうるすぽっと）
＜ドラマ＞『ロッカーのハナコさん』、『篤姫』（以上ＮＨＫ）、『今週妻が浮気します』、『暴れん坊ママ』（以上ＣＸ）、『anego』、『神はサイコロを振らない』（以上ＮＴＶ）
＜映画＞『クロエ』、『偶然にも最悪な少年』、『1980』、『いけちゃんとぼく』

鈴木浩介
1974年、福岡県出身。97年青年座研究所卒業、同劇団に入団。04年退団。在団中より外部出演も多く、硬軟両方を演じ分けるキャラクターで演劇界において今、最も注目される若手実力派俳優である。
主な出演作に
＜舞台＞『LYNX〜リンクス』（青山円形劇場）、『ダム・ショー』（シアタートラム）、『橋を渡ったら泣け』（シアターコクーン）、ドラマリーディングシリーズDirector’s Choice『フォーエバー・ワルツ』（パルコ劇場）、『日本語を読む〜リーディング形式による上演〜』（世田谷パブリックシアター）、『タトゥー』（09年5月新国立劇場）
＜テレビ＞『今週、妻が浮気します』、『ライアーゲーム』、『メイちゃんの執事』（以上CX）、『ジョシデカ！』（TBS）、『交渉人』、『ロト６で3億2千万当てた男』（以上ＡＮＢ）
＜映画＞『群上一揆』、『ＡＬＷＡＹＳ〜三丁目の夕日』、『それでもボクはやっていない』、『赤い糸』

西田尚美
広島県出身。CMや雑誌のモデルとしてキャリアをスタートし、93年、ドラマ『オレたちのオーレ！』（TBS）で女優デビュー。以後、特に映画での活躍がめざましく、『ひみつの花園』（99年）でハワイ国際映画祭主演女優賞、日本アカデミー賞新人賞、日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞を、『ナビィの恋』（00年）で報知映画賞、ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞。以降、数々のテレビや映画に出演を重ねる。04年パルコ劇場『鈍獣』での「ねずみの三銃士（生瀬勝久、池田成志、古田新太）」という小劇場出身の怪優相手の体当たり演技は記憶に新しい。
主な出演作に
＜舞台＞『S〜エス〜』（青山円形劇場）、『ラヴ・レターズ』（パルコ劇場）、『昔の女』（新国立劇場）
＜ドラマ＞『ラブコンプレックス』、『白い巨塔』（以上CX）、『白夜光』（TBS）、『CAとお呼びっ！』（NTV）、『ホテリアー』（ANB）、『風林火山』（NHK）
＜映画＞『ハチミツとクローバー』、『夜の上海』、『クライマーズ・ハイ』、『ぼくとママの黄色い自転車』、『南極料理人』