バツ1の独身弁護士を演じるのは、ご存知「ネプチューン」の原田泰造。バラエティのみならず、抜群の存在感と憎めないキャラクターを活かした俳優としての活躍は、ご周知のとおりです。根はいい奴だけどちゃらんぽらん、でも正義感溢れる弁護士は、まさにハマリ役です。

その秘書には、富田靖子。押しも押されぬ演技派女優として知られる彼女が、微妙なお年頃で結婚を焦る崖っぷち女を体当たりで演じます。舞台で等身大の女性を演じるのは、ほぼ初めてとのこと。きっと、同世代の女性の共感を呼ぶ、熱演を見せてくれることでしょう。

弁護士の娘の“自称”恋人には、瀬川亮。「超星神グランセイザー」主演で子供たちのヒーローになり、NHK朝ドラ「ファイト」品川太郎役で一躍お茶の間の人気者となった期待の新星です。“ラブハンドル”な年頃の大人たちの中、唯一20代のガテン系な青年を、フレッシュに演じます。

弁護士の姉夫婦には、長野里美小須田康人。中谷まゆみ作・板垣恭一演出の第一作にして傑作と言われている、「ビューティフル・サンデイ」に主演した、ゴールデンコンビです。中谷・板垣の劇世界を知り尽くした二人が、今回もしっかり笑いを支えてくれることでしょう。

そして、一見イイ男風の依頼人には、石黒賢。舞台には9年ぶりの登場です。さわやかなルックスから二枚目役が多い彼ですが、テレビドラマでは三谷幸喜の「古畑任三郎」「新選組!」や「ショムニ」にも出演し、コメディセンスは折り紙つき。どんな三枚目ぶりを披露してくれるのか、期待がかかります。


1970年、東京都生まれ。93年、名倉潤、堀内健とともに「ネプチューン」を結成。多くのバラエティ番組に出演、コントライブも精力的に行い、一躍人気者となる。現在は、「ネプリーグ」(CX)、「幸せって何だっけ」(CX)、「銭形金太郎」(EX)、「ネプベガス」(TBS)などで活躍中。また、抜群の存在感を活かして個人での俳優活動も多く、主な出演作に、テレビドラマ「編集王」(CX)、「水曜日の情事」(CX)、「ビッグマネー」(CX)、「めだか」(CX)、「奥さまは魔女」(TBS)、映画「ジャンプ」などがある。05年夏、「キスへのプレリュード」(ル テアトル銀座)で初舞台にして初主演を務め、柔軟な演技力で高い評価を得た。
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1969年、福岡県生まれ。83年、映画「アイコ十六歳」で主演デビュー。以後、多くの映画で日本アカデミー賞ほか数々の賞に輝く、押しも押されぬ演技派女優である。また、舞台にも意欲的に出演している。主な出演作に、テレビドラマ「毛利元就」(NHK)、「昔の男」(TBS)、映画「さびしんぼう」、「BU・SU」、「あ・うん」、「南京の基督」、「kitchen〜キッチン」、舞台「飛龍伝‘90」(銀座セゾン劇場)、「赤鬼」(パルコ・スペースパート3)、「阿修羅城の瞳」(新橋演舞場)、「ガラスの動物園」(ベニサンピット)、「ピルグリム」(新国立劇場)、「燃えよ剣」(明治座)、「ママがわたしに言ったこと」(青山円形劇場)、「姫が愛したダニ小僧」(アートスフィア)などがある。
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1978年、神奈川県生まれ。高校時代はラグビーで県代表として全国大会に出場。スポーツ進学をやめ、2年間、横浜・大黒埠頭などで肉体労働に従事していたところ、演劇の公演を観て衝撃を受け、俳優の世界へ入る。03年、テレビドラマ「超星神グランセイザー」(TX)の主役に抜擢される。05年、NHK朝の連続テレビ小説「ファイト」でヒロインが思いを寄せる厩務員、品川太郎役をフレッシュに演じて、一躍お茶の間の人気者となった。05年11月「トランス」(紀伊国屋ホール)に出演。前職のおかげで「玉掛け」「フォークリフト」などの各種ガテン系免許を取得している。
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1961年、神奈川県生まれ。早稲田大学在学中に劇団「第三舞台」に参加。以降、看板女優として24作品に出演。劇団公演以外にも、外国人演出家と組み意欲的にシェイクスピア作品に挑み、96年文化庁海外研修員としてイギリスへ留学。02年から、俳優・上杉祥三と演劇ユニット「トレランス」を旗揚げした。中谷・板垣作品では、「ビューティフル・サンデイ」「ペーパー・マリッジ」「今度は愛妻家」の3作でヒロインを演じている。ほかの主な出演作に、舞台「第2章」(パルコ劇場)、テレビドラマ「ぽっかぽか」(TBS)、「東京湾景」(CX)、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」などがある。
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1961年、東京都生まれ。早稲田大学在学中に劇団「第三舞台」に参加。看板俳優の一人として第2回公演以降、全ての公演に出演。ニヒルな雰囲気で、“小劇場の電脳俳優”の異名を持つ。近年では映像の世界に活動のフィールドを広げるほか、特技の韓国語を活かしての活躍も多い。主な出演作に、舞台「マリー・アントワネット」(新橋演舞場)、「その河をこえて、五月」(新国立劇場)、「おじいちゃんの夏」(紀伊国屋サザンシアター)、テレビドラマ「救命病棟24時」(CX)、映画「着信アリ2」などがある。中谷・板垣作品では、「ビューティフル・サンデイ」での好演が印象に残る。
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1966年、東京都生まれ。83年、ドラマ「青が散る」(TBS)で主演デビュー。以後、さわやかで端正なルックスとシリアスからコメディまでこなす演技力で、多くの映画、ドラマに出演。主な出演作に、テレビドラマ「ブルーもしくはブルー」(中谷まゆみ脚本・NHK)、「新選組!」(NHK)、「おとなの夏休み」(NYV)、「振り返れば奴がいる」(CX)、「古畑任三郎」(CX)、「ショムニ」(CX)、「ファイアーボーイズ〜め組みの大吉〜」(CX)、「真夜中の雨」(TBS)、「着信アリ」(TV朝日)、映画「ローレライ」、「海猿2」(06年5月6日公開予定)など。舞台は、「がしんたれ」(芸術座・座長)、「恋忘れ草」(芸術座)以来となる。最近、絵本「パパこれよんで!」シリーズを翻訳出版し、話題を呼んだ。
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