趣味の部屋...それは男たちが至福の時間を味わうための秘密基地のはずだった...

2013年3月パルコ劇場で上演され、大好評をいただいた『趣味の部屋』。
「趣味の部屋をもう一度観たい!」という声にお応えし、2年ぶりの再演決定!
 本当と嘘が入り混じった趣味の部屋に集った男と女が繰り広げるサスペンスコメディを絶対に見逃すな!

「趣味の部屋」とは、確かな構成力と展開の巧みさで目を離せない脚本を手掛ける古沢良太が、プロデューサー中井貴一のために書き下ろした傑作戯曲です。
このどんでん返しに次ぐどんでん返しの脚本を、映像界ではもちろん近年では舞台でも評価の高い行定勲が手に汗握る極上のノンストップサスペンスに仕上げます。

今回もこの一筋縄ではいかない舞台に、発起人でありプロデューサーでもある中井貴一が主演。そんな中井とともに挑戦するのは、TEAM NACSの戸次重幸、
コメディもシリアスもドンと来いの川平慈英、演出家としてだけでなくプレイヤーとしても数多くの作品に参加している白井晃と、豪華で実力も兼ね備えた俳優たち。
紅一点は前回と同様パワフルボディで元気いっぱいな原幹恵が参加します。
たった5人だけで創り上げるワンシチュエーションの濃密な舞台。スリルと笑いがふんだんに溢れたサスペンスコメディ「趣味の部屋」、どうぞご期待下さい!

STORY

男たちが趣味のために借りた、とある部屋。
おのおのの趣味に興じる中、仲間の一人が失踪…そして新たな事件の幕開け…
男たちの楽園は、疑いと諍いの修羅場と化す

彼らが最後にたどりつく結論とは、趣味の部屋の真実とは…?

cast

[作] 古沢良太  [演出] 行定 勲
[CAST]中井貴一 戸次重幸 原 幹恵 川平 慈英 白井晃

[STAFF]音楽=めいなCo./美術=伊藤雅子/照明=吉川ひろ子/音響=原田耕児/衣裳=山下和美/ヘアメイク=宮内宏明/
演出助手=松森望宏/舞台監督=林和宏/
宣伝美術=東學/宣伝写真=  忠之/宣伝衣裳=宮本真由美/宣伝ヘアメイク=西岡達也/宣伝PR=ディップス・プラネット
製作=山崎 浩一/制作=尾形真由美  制作協力=オフィス貴貴 企画・製作=(株)パルコ

STAFFPROFILE

【脚本】古沢良太 (こさわ りょうた)

1973年8月6日生まれ 神奈川県出身
02年、テレビドラマ『アシ!』」(EX)で第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞しデビュー。その後も05年に映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、08年にテレビドラマ『ゴンゾウ 伝説の刑事』で第27回向田邦子賞など数多くの賞を受賞し、脚本家としてその名を轟かせた。近年では法廷を舞台にしたテレビドラマ『リーガル・ハイ』(CX・12・13)シリーズが大ヒットし、ギャラクシー賞6月度月間賞、ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞、東京ドラマアウォード優秀賞を受賞した。また、本作「趣味の部屋」では第17回鶴屋南北戯曲賞にノミネートされた。
主な作品として、【ドラマ】『相棒』シリーズ(EX・05~14)、『鈴木先生』(TX・11)、『外事警察』(NHK・09)、『デート~恋とはどんなものかしら~』(CX・15)【映画】『寄生獣』(14,11月29日、完結編15,4月25日公開予定)『少年H』『探偵はBARにいる2』『映画 鈴木先生』(13)、『外事警察 その男に騙されるな』(12)、『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズ(05・07・12)、『キサラギ』(07)【舞台】『幻蝶』(12)などがある。

【演出】行定 勲 (ゆきさだ いさお)

1968年8月3日生まれ 熊本県出身
映画、クリップ、CM等の映像制作に携わり、『ひまわり』(00)で、第5回釜山国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。01年の『GO』では、第25回日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ、数々の映画賞を総なめにし一躍脚光を浴びた。映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)のメガヒットは社会現象となり、『北の零年』(04)、『春の雪』(05)、『クローズド・ノート』(07)、『今度は愛妻家』(10)など次々と監督しヒットメーカーの地位を確立する。2010年の『パレード』では、第60回ベルリン国際映画祭・国際批評家連盟賞受賞。また、11年には縁のある釜山国際映画祭が製作したオムニバス映画『Camellia』の中の1作『Kamome』を監督し話題となった。【映画】『真夜中の五分前』(14,12月27日公開予定)『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(14)、『つやのよる』(13)【舞台】『フールフォアラブ』(07)、『見知らぬ女の手紙』(08)、『パレード』(12)、『テイキングサイド』(13)、『ブエノスアイレス午前零時』(14)などがある。