ころがる石は止まらない。
おばかな奴らは止まらない。
ブリリアントでショッキング。
バイオレンス・ブラック・コメディ。
長塚圭史の演出で限界ぎりぎり上演!

パルコ・プロデュース公演
ウィー・トーマス
作:マーティン・マクドナー 訳:目黒 条 演出:長塚圭史
出演:北村有起哉 佐藤康恵 中山祐一朗 六角慎司 加藤 啓 保村大和/三宅弘城 板尾創路

2003.8.4monー21thu PARCO THEATER
北村有起哉
KITAMURA
Yukiya
佐藤康恵
SATO
Yasue
中山祐一朗
NAKAYAMA
Yuichiro
六角慎司
ROKKAKU
Shinji
加藤 啓
KATO
Kei
保村大和
YASUMURA
Yamato
三宅弘城
MIYAKE
Hiroki
板尾創路
ITAO
Itsuji
2002年度オリヴィエ賞ベスト・コメディ賞受賞作を受賞した「ウィー・トーマス」(原題 : The Lieutenant of Inishmore)は限界ぎりぎりのブラック・コメディ。
ロンドンでも物議をかもした問題作を、長塚圭史の演出でこの夏、本邦初演!

アイルランドで抵抗運動に励む男の子たちの可笑しくもおバカで悲惨な姿を、切れ味抜群のブラック・コメディに仕上げたのは1971年生まれの若手作家マーティン・マクドナー。
アイルランドに出自をもつマクドナーは、「ビューティ・クイーン・オブ・リナーン」など、いずれもアイルランドを舞台にしたブラック・コメディで絶賛を博しています。そして今回、この英国新進作家の最新作を演出する75年生まれの長塚圭史は、演劇ユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」を率いる日本の小劇場界の旗手。昨年パルコ劇場で「マイ・ロックンロール・スター」を作・演出し、大ヒットさせたのに続き、はじめて翻訳劇を演出します。

出演は、“マッド”パドレイクにの注目の新鋭、北村有起哉、パドレイクを慕う女の子マレードに女優、モデルとして活躍中の佐藤康恵、マレードの超情けない兄デイヴィーに「阿佐ヶ谷スパイダース」の中山祐一朗、パドレイクと対立するINLAのリーダー・クリスティに「ナイロン100℃」の三宅弘城、その子分ジョーイとブレンダンに「ジョビジョバ」の六角慎司と「拙者ムニエル」の加藤啓、またパドレイクに拷問される男ジェイムズに元「惑星ピスタチオ」の保村大和、そして、パドレイクのやはり“マッド”な父親ダニーにお笑いコンビ「130R」の板尾創路。

息をもつかせぬ可笑しさで、歯止めも利かず、どこまでも突っ走るバイオレンス・ブラック・コメディ「ウィー・トーマス」。
70年代生れの作家と演出家、ネクスト・ジェネレーションが放つブリリアントでショッキングな限界ギリギリの舞台にどうぞご期待下さい。

WEE THOMAS ●ロンドン公演評
 スリリングでブラックでブリリアント。限界ぎりぎりの舞台。
〔ガーディアン〕
 かみそりコメディ。
〔タイム・アウト〕
 息もつかせぬおかしさ。
〔サンデー・タイムズ〕
 マジにおかしく、マジにショッキング。
〔デイリー・テレグラフ〕

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