antigone

アンチゴーヌ| PARCO STAGE

TOKYO 2018年1月9日(火)~27日(土) 新国立劇場 小劇場〈特設ステージ〉
MATSUMOTO 2018年2月3日(土)~4日(日) まつもと市民芸術館〈特設会場〉
KYOTO 2018年2月9日(金)~12日(祝・月) ロームシアター京都 サウスホール〈舞台上特設ステージ〉
TOYOHASHI 2018年2月16日(金)~18日(日) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT〈舞台上特設ステージ〉
KITAKYUSHU 2018年2月24日(土)~26日(月) 北九州芸術劇場 大ホール〈舞台上特設ステージ〉

INTRODUCTION

たとえ一人でも、世界に立ち向かおうとした女性がいた。

父との別れ、兄との別れ。全ては王座争いが招いた醜い争い。
そんな世の中に一人の少女が立ち上がり、懸命に自分を貫き通した。

彼女の名はアンチゴーヌ。

若干二十歳の彼女に何ができるのか? 生きるとは…? 幸福…とは?
王クレオンに命をかけて立ち向かう彼女に待ち受ける運命とは?

時代を超え世界中で上演され続けている、フランスの劇作家ジャン・アヌイの代表的悲劇作品「アンチゴーヌ」。栗山民也演出のもと、岩切正一郎の新訳・豪華俳優陣の競演で現代によみがえります。

法と秩序を守り、権力者として政治の責任を貫こうとする冷静な王クレオンに対し、自分の良心にまっすぐに従い、自己の信念を貫くアンチゴーヌ。
2つの相対する立場と信念は、そのまま国家と個人・現実と理想の対決でもあり、それぞれが抱える想いは通じ合うことなく、物語は悲劇へと進行します。
アンチゴーヌとクレオンの対決を通して、私たちは生きることの矛盾や人間存在の本質を目撃することとなるでしょう。

蒼井優 ( アンチゴーヌ ) 、生瀬勝久 ( クレオン ) ほか
実力派俳優たちの豪華競演!

アンチゴーヌ役には、パルコ・プロデュース公演には初出演となる蒼井優。クレオン役には、映像・舞台にと幅広く活躍し、圧倒的な存在感と演技力を放っている生瀬勝久が挑みます。
また、梅沢昌代、伊勢佳世、佐藤誓ら実力派俳優陣が脇を固め、多彩な顔ぶれが揃いました。壮絶なドラマに、どうぞご期待ください!

公演によせて

アンチゴーヌ役・蒼井優コメント

ちょうど10年前にこの戯曲に出会い、今まで何度も読み返して来ました。あるセリフをどうしても生で聞きたいと思っていたのですが、まさかそれを自分が口にすることになるとは。
栗山さんとは「あわれ彼女は娼婦」でご一緒させていただき、生瀬さんとは「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき」で、演出家と役者という立場でお会いしました。なので、お芝居をさせていただくのは初めてです。
尊敬するお二方を始め、スタッフ、キャスト皆さんと稽古できることが嬉しいです。本番思い切り楽しめるまで、稽古を頑張ります。

クレオン役・生瀬勝久コメント

今回共演する蒼井さんとは、『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』(09年)という芝居で、演出家と女優という立場でご一緒しているので、非常にやりづらいです(笑)。 演出家として偉そうなことをずっと言いましたから、「なんでこんなお芝居をする人に……」と言われないように頑張ります。
演出の栗山さんとは2作品でご一緒しているので、栗山さんを信じて演じるという図式はもう出来上がっていると思っています。
また、この作品には力強い台詞がたくさんあるので、その台詞に負けないような芝居に自分をどう持っていけるか。 毎回そうですが、自分のできることを精いっぱいやるということですね。

演出・栗山民也コメント

「アンチゴーヌ」に出会う
随分まえからソフォクレスの「アンチゴーヌ」が好きで、何度も読み返し、いつか舞台化したいと思っていた。 それから時が過ぎ、フランスの劇作家であるジャン・アヌイの翻案した「アンチゴーヌ」と出会った。ひどく面白かった。 すぐにでも舞台に立ち上げたくなるほどの熱い言葉の熱が、そこにはあった。
絶対的な関係にある二つの精神が、一つのテーマで向き合いぶつかる。そこに激しく歪んだ世界が見えてくる。 厳重に管理された国家という装置のまえで、「個」が無残にも壊されていく。 だが、その「個」である一人の少女の声は、強い意志で、遠くギリシャの神話からわたしたちへと響く。 今の混沌とした時代を鏡に映し、この永遠に続く積極的な問いを、考えてみようと思う。

STORY

古代ギリシャ・テーバイの王オイディプスは、長男エテオークル、次男ポリニス、
長女イスメーヌ、次女アンチゴーヌという、4人の子を残した。
エテオークルとポリニスは、交替でテーバイの王位に就くはずであったが、
王位争いを仕組まれて刺し違え、この世を去る。
その後、王位に就いたオイディプスの弟クレオン(生瀬勝久)は、亡くなった兄弟のうち、
エテオークルを厚く弔い、国家への反逆者であるとして、ポリニスの遺体を野に曝して埋葬を禁じ、
背く者があれば死刑にするよう命じた。
しかし、オイディプスの末娘アンチゴーヌ(蒼井優)は、乳母の目を盗んで夜中に城を抜け出し、
ポリニスの遺体に弔いの土をかけて、捕えられてしまう。
クレオンの前に引き出されるアンチゴーヌ。クレオンは一人息子エモン(渋谷謙人)の婚約者で姪である彼女の命を助けるため、土をかけた事実をもみ消す代わりにポリニスを弔うことを止めさせようとする。
だが、アンチゴーヌは「誰のためでもない。わたしのため」と言い、兄を弔うことを止めようとしない。そして自分を死刑にするようクレオンに迫る。懊悩の末、クレオンは国の秩序を守るために苦渋の決断を下す。
姉イスメーヌ(伊勢佳世)に今生の別れを告げたアンチゴーヌに、生き埋め刑執行の刻が近づく。穴に入れられ土をかけられていくアンチゴーヌ。
そして入口をふさぐ最後の石が置かれようとしたとき、墓の中からアンチゴーヌではない声が聞こえてくる。エモンがいつの間にか穴に入っていたのだ。一度は助け出されたエモンだったが、自ら命を絶ちアンチゴーヌと永遠の眠りに就く。そして、エモンの死を知った王妃ユリディスも自害し、この世を去る。

そして、1人になったクレオンは、早く大人になりたいという小姓に言う。
ばかだな。大人になんかなっちゃいけないんだ――。

登場人物

relation
アンチゴーヌ: 蒼井 優
クレオン: 生瀬勝久
乳母: 梅沢昌代
イスメーヌ: 伊勢佳世
衛兵: 佐藤 誓
エモン: 渋谷謙人
伝令: 富岡晃一郎
序詞: 高橋紀恵
小姓: 塚瀬香名子

story

【作】
ジャン・アヌイ
【翻訳】
岩切正一郎
【演出】
栗山民也
【出演】
蒼井優、生瀬勝久、梅沢昌代、伊勢佳世、佐藤誓、渋谷謙人、富岡晃一郎、高橋紀恵、塚瀬香名子
【スタッフ】
美術:伊藤雅子 照明:服部 基 音楽:国広和毅 音響:井上正弘 衣裳:西原梨恵 ヘアメイク:鎌田直樹
演出助手:坪井彰宏 舞台監督:藤崎 遊
宣伝美術:榎本太郎 宣伝写真:尾嶝 太 宣伝スタイリスト:安野とも子 宣伝ヘアメイク:CHIHIRO 宣伝:る・ひまわり
プロデューサー:佐藤 玄・今 絵里子 制作:冨士田 卓・山家かおり 製作:井上 肇
企画・製作:株式会社パルコ

プロフィール

【作】 ジャン・アヌイ Jean Marie Lucien Pierre Anouilh (1910/6/21 - 1987/10/3)

フランス出身の作家・脚本家・劇作家。パリ大学中退後に、ジロドゥーに傾倒し劇作を志す。
非常に多作であり、多様な戯曲を遺している。
数多くの辛辣な喜劇作品や、他の作品はソフォクレスの戯曲の現代的翻案である代表作『アンチゴーヌ』に見られるように劇的な調子を帯びている。

アヌイは自らテーマによって自分の作品を分類した:
「薔薇色戯曲」は、『泥棒たちの晩餐会』(1938)に代表されるような喜劇集、
「黒色戯曲」には、『ユリディス(Eurydice)』(1941)、『アンチゴーヌ(Antigone)』(1944)、『メデ(Médée)』(1946)など、平凡な人々に囲まれた「英雄」たちを、しばしば神話に想を得て、重々しく描いた作品を収めている。

第二次世界大戦後には、劇中劇を扱った入れ子構造の作品(『芝居稽古あるいは罰せられた愛()』(1947)、『鳩』(1951))を扱う「輝ける戯曲」、 次いで『気の毒なビト』(1956)など諷刺喜劇を収めた『きしむ戯曲』を発表した。同じ時期に、アヌイは『扮装劇』において義務の名のもとに自己犠牲を果たした輝かしい人物たちを扱っている。 例えば祖国に身を捧げた『ひばり』(1953) のジャンヌ・ダルクや、神に身を捧げた『ベケットあるいは神の栄光』(1959)のトマス・ベケットのような人物たちである。
晩年まで滑稽と皮肉をおりまぜながら数多くの喜劇を書いた。

ナチス・ドイツのフランス侵攻の間、アヌイは公に政治立場を示すことはなかったものの、ソフォクレスによる古典作品の翻案である『アンチゴーヌ』を出版する。 戯曲は暗喩的な態度でナチスとのコラボラシオンを批判するものであった。基本姿勢としては政治から離れたところに立ちながらも、アヌイは1950年代にはシャルル・ド・ゴールとも対立している。

1964年、アヌイの戯曲『ベケット』の映画化(出演:ピーター・オトゥール、リチャード・バートン)。脚本家エドワルド・アナルトはアカデミー賞脚本部門を受賞している。

彼の書いた30作の戯曲は世界中で評価され上演されている。

【演出】 栗山 民也 Tamiya Kuriyama

1953年1月15日生、東京都出身。
早稲田大学文学部演劇学科を卒業後、「芸能座」で小沢昭一氏に師事。その後、木村光一氏の演出助手として数多くの舞台作りに参加、フリーの演出家となる。 初演出作品は『ゴドーを待ちながら』(80/紀伊國屋ホール)。昭和63年度文化庁在外研修生としてロンドンに滞在、帰国後は小劇場から大劇場まで、 ストレートプレイをはじめミュージカルやオペラまで幅広いジャンルで活躍。00年7月~07年7月、新国立劇場演劇部門の芸術監督を務めた。 96年に『GHETTO/ゲットー』の演出で芸術選奨文部大臣新人賞、第30回紀伊國屋演劇賞、第3回読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞。 99年には『エヴァ、帰りのない旅』の演出で毎日芸術賞第1回千田是也賞、第6回読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞。 01年に第1回朝日舞台芸術賞を、05年には『喪服の似合うエレクトラ』で第4回朝日舞台芸術賞グランプリを受賞。 さらに、12年『ピアフ』で芸術選奨文部科学大臣賞、14年には『木の上の軍隊』、『マイ・ロマンティック・ヒストリー~カレの事情とカノジョの都合~』、 『それからのブンとフン』の演出に対して、第39回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞している。13年には紫綬褒章も受賞。著書に『演出家の仕事』(岩波新書)がある。

〈パルコ劇場での近年のおもな演出作〉
『海をゆく者』(09・14)、『オレアナ』(15)、『母と惑星について、および自転する女たちの記録』(16)

【翻訳】 岩切 正一郎 Shoichiro Iwakiri

1959年、宮崎県生まれ。
国際基督教大学教授。戯曲翻訳家。音楽劇・戯曲翻訳として、ラミュ/ストラヴィンスキー『兵士の物語』(パルコ制作、演出・山田和也)、アヌイ『ひばり』、カミュ『カリギュラ』 (共に演出・蜷川幸雄)、ベケット『ゴドーを待ちながら』(演出・森新太郎)、サルトル『アルトナの幽閉者』(演出・上村聡史)、など。2017年は、ラシーヌ『フェードル』 (演出・栗山民也)、シュミット『謎の変奏曲』(演出・森新太郎)、ジロドゥ『トロイ戦争は起こらない』(演出・栗山民也)、『この熱き私の激情』(パルコ製作、演出・マリー・ブラッサール)。 第15回湯浅芳子賞(翻訳・脚色部門)受賞

SCHEDULE&TICKETS

TOKYO

[ 公演日程 ]2018年1月9日(火)~1月27日(土)
[ 会場 ]新国立劇場 小劇場<特設ステージ>

◉ 本作品は客席中央に十字(クロス)の舞台、観客が俳優を取り囲む形式での上演になります。

※本公演は特設ステージのため、上演中A〜Dブロックの座席にはご入場いただけません。 開演時間に遅れてしまった場合や、やむをえず途中で退席された後の再入場の場合におきましても、 お手持ちの座席にはお座りいただけませんので、予めご了承くださいませ。なお、本公演の途中休憩はございません。

本公演の座席表はこちら

本公演の座席表はこちら

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  • [ 入場料金 (全席指定・税込) ]9,800円
    U‐25チケット 5,000円(観劇時25歳以下対象、当日指定席引換、要身分証明証/チケットぴあ、パルステ!にて前売販売のみの取扱い)

  • [ 前売開始 ]2017年11月11日(土)

  • [ 主催 ]パルコ

  • [ 後援 ]TOKYO FM

  • [ お問い合わせ ]パルコステージ 03-3477-5858(月~土11:00~19:00/日・祝11:00~15:00)

[ チケット取り扱い ]

PARCO STAGE スマホアプリ「パルステ!」のダウンロードはこちらから
http://www.parco-play.com/parste/
※アプリへの会員登録の他にチケットぴあが運営するパルステ!チケットへの会員登録が必要です(無料)

チケットぴあ
http://w.pia.jp/t/antigone/

【発売日特電】 0570-02-9950
【11/12以降】 0570-02-9999 (Pコード:481-830)
セブン-イレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗

ローソンチケット
http://l-tike.com/antigone/

【発売日特電】 0570-08-4633
【11/12以降】 0570-08-4003(Lコード:34413)、0570-00-0407(オペレーター)
ローソン、ミニストップ店内Loppi

イープラス
http://eplus.jp/antigone/

ファミリーマート店内Famiポート

新国立劇場

10:00~18:00

ボックスオフィス

※発売日初日から劇場窓口にてお買い求めいただけます。現金のみのお取扱いとなります。

※未就学児のご入場はお断りいたします。
※営利目的の転売禁止。
※車椅子でご来場予定のお客様は、あらかじめご観劇券(チケット)をご購入の上、座席番号をパルコステージ(Tel:03-3477-5858 月~土11:00-19:00/日・祝11:00~15:00)までお早めにご連絡くださいませ。(受付はご観劇日前日まで)ご観劇当日、係員が車椅子スペースまでご案内いたします。
また、車椅子スペースには限りがございますため、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。予めご了承くださいませ。なお、車椅子スペースの空き状況につきましては、パルコステージにてご案内しておりますので、チケットご購入前にお問合せくださいませ。

MATSUMOTO

  • [ 公演日程 ]2018年2月3日(土)~2月4日(日)

  • [ 会場 ]まつもと市民芸術館 <特設会場>

  • [ 主催 ]まつもと市民芸術館

  • [ 主催 ]一般財団法人松本市芸術文化振興財団、テレビ信州
    [ 後援 ]松本市、松本市教育委員会

  • [ お問合せ ]まつもと市民芸術館 0263-33-3800

※詳細は今後の更新をお待ち下さい

KYOTO

  • [ 公演日程 ]2018年2月9日(金)~2月12日(月・休)

  • [ 会場 ]ロームシアター京都 サウスホール <舞台上特設ステージ>

  • [ 主催 ]ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市

  • [ 協賛 ]株式会社京都確認検査機構

  • [ お問合せ ]ロームシアター京都 075-771-6051
    (代表 9:00~17:00)

※詳細は今後の更新をお待ち下さい

TOYOHASHI

  • [ 公演日程 ]2018年2月16日(金)~2月18日(日)

  • [ 会場 ]穂の国とよはし芸術劇場 PLAT <舞台上特設ステージ>

  • [ 主催 ]メ〜テレ、パルコ

  • [ お問合せ ]メ~テレ イベント事業部 052-331-9966(祝日を除く月~金 10:00~18:00)

※詳細は今後の更新をお待ち下さい

KITAKYUSHU

  • [ 公演日程 ]2018年2月24日(土)~2月26日(月)

  • [ 会場 ]北九州芸術劇場 大ホール <舞台上特設ステージ>

  • [ 主催 ]公益財団法人北九州市芸術文化振興財団

  • [ 協力 ]北九州市

  • [ お問合せ ]北九州芸術劇場 093-562-2655

※詳細は今後の更新をお待ち下さい

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