塚ムネト
大塚ムネト初演から5年。登場するキャラたちの状況も大きく変わりました。誕生当初は先行きを危ぶまれていたスカイマークも、去年ついに黒字を達成し、たった1機しかなかった飛行機も、今では5機まで増えています。初演ではダメダメキャラとして登場していたH2ロケットも、計画を引き継いだH2Aロケットの打ち上げが先月成功したばかり。

でも、良いことばかりではありません。重要な役どころとして登場する「雁ノ巣さん」こと、雁ノ巣にあった格納庫は取り壊され、ジャスさんも大手に吸収されてしまいました。 そして今、最後の国産飛行機YS-11も消えようとしています。

「消えていくモノたち」は何も語りません。新しい乗り物や建物に変わっていくことへの文句も言いません。うっかりしていると、何も方ってくれずに去っていってしまいます。

でも、しっかり耳を傾ければ、興味を持って接すれば、それぞれが「存在してきた想い」を感じることが出来るはずです。
どうか、空の方々の想いを聞いてやってください。



田裕子(ギンギラ太陽's)
学生の頃、デザインの勉強をしていたことがある。その時の第一回目の課題が「空」だった。形の無いモノをどうデザインしたらいいものか、大いに悩んだ。期限は一週間。その間、毎日空を眺めてみた。しかし、空ほど無限のイメージを持つモノはない。見れば見るほど遠い存在になった。その後も出される課題は、形の無いモノばかりで閉口したが、空が一番難しかった。 いつかもう一度、空のデザインに挑戦したい。今度は、期限ナシで。



山英美(ギンギラ太陽's)
空くんからはじめて手紙をもらったのは中学生の頃でした。
空くんというのは、ちょっとぼんやりしたかんじの男の子で今でいう癒し系。そんな空くんが手紙をくれたことがうれしくて何度も読み返しました。この間、久しぶりに手紙を読み返そうとしたら、ない。なくしてしまった自分にがっかりしながら古本屋へ。
小田空著「空くんの手紙」は私のお気に入りの少女マンガです。
おススメですよ。



石義江(ギンギラ太陽's)
子供の頃スチュワーデスになりたかった。スチュワーデスにでもならないと一般市民は海外旅行に行けないと信じ込んでいたのだ。 中学生になった私は衝撃の事実を知る。身長が160cmないとスチュワーデスにはなれない。あと10cm。いつも一番前で前にならえをしていた私には絶望的な数字だった…。そして私は大人になった。
やっぱり160cmにはなれなかった。
あぁ、150cmでも海外旅行には行けてよかったぁ。



賀今日子(ケ・カリーノ!/ケ・カリーナ!)
スイスの公園でエクササイズをしているグループに飛び入り参加した。必死の形相で腹筋をしている私にスイス人の先生が言った。「キョーコ、きつくても顔をあげなさい。」
無理矢理上げた視線の先にはでっかく真っ青な空。「このスイスの空を忘れないで。」と、先生は笑った。その後、私とスイス人は空に向かってひたすらに腹筋をしたのだった。



村卓二(P.T.STAGE DOOR)
子供のころ、空を飛ぶ夢を見ると、
次の日は一日中いい気分で過ごせたもんだった。
大人になって、空を飛ぶ夢は縁起が悪いんだって、
誰かに聞かされた。
でも、でもね、それでも僕は、空飛ぶ夢を見たいんだ。



野亜由美(無限塾)
…空…スカイブルーの澄み切った空、眩しい太陽。その中を優雅に飛びまわる鳥。生まれ変わるなら絶対鳥になりたい。
遊園地で「バードマン」というアトラクション(スーパーマンみたいな格好で飛ぶアトラクション)を経験したが、メチャクチャ楽しかった。本当に空を飛んでる感じがして気持ちよかったぁ。
もっともっと無限の空を身体いっぱい感じてみたい。
今度はグライダーに挑戦だ〜〜〜!!



川宏美
東京で修学旅行のバスの中、「今日は晴れていい天気ですねぇ」との声。え!?曇ってるよ!と挟む暇なく「皆さんおはようございま〜す♪眠れましたぁ?」と次のお話でテンション高く盛り上がる富山出身のバスガイドさん。あぁこれが東京の晴れた空なのだ、とショックだったのを覚えています。田舎育ちの私にとって、晴れた空は青く澄み切っているのが常識。そんな私も都会に住んで7年。 晴天の基準が怪しくなっていないか不安です。



中慎一郎(フリー)
青い空は、それだけで、さわやかな気持ちになれる。曇った空は、もやもやした気持ちにさせる。雨の日の空は、重たくて憂欝な気持ちにさせる。空の表情と僕の表情、けっこう同じだな。
あんなに遠いのに、僕の心のそばにある。明日、晴れるといいな。



島荘太(劇団『坂口(仮)』)
空っていうと、一番の思い出は三年前に見た獅子座流星群かな。
冬場に原付で、ろくな防寒もしないで行ったから(しかも、場所は北山ダム)本当に死ぬかと思った。でも、ホットの缶コーヒーで暖をとりながら、誰もいない真っ暗な農道から見た空は、とにかく綺麗だった。三時間くらいはずっと見てたかな、さすがに寒さに耐えきれなくなって帰ったけど、もっとみてたかったなー。



田玄
空といえば鳥の翼!
今年は僕にとって10代最後の年なので20代という次のステップに堂々と羽ばたけるようにこの1年思いきりがんばりたいと思います★
ホークスには負けないぞー!



雄大(アクティブハカタ)
日常、どうしても同じ景色の繰り返しとなりがちななかで、その一瞬一瞬に違う表情を見せてくれる「空」に、知らぬうちに随分と助けられているように思う。晴れていようが、雨であろうが「空」は僕らの生活に変化を与えてくれている。
常に留まることなく、変わっていく。大切なことだ。



田淳
教育実習に行ったとき「空」という名前の生徒がいました。空という名前とは裏腹にルーズソックスが尋常じゃなく汚れていたのが印象に残ってます。あれから6年にもなります。
この6年でいろんなことがありました。空ちゃんは23歳くらいになっていることでしょう。ふと空を見上げると空ちゃんのことが思い出されます。
どうしてるかな?元気にしてるかな?


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