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 黒柳徹子（くろやなぎ てつこ）
東京音楽大学・声楽科を卒業後、NHK放送劇団に入団。飯沢匡作のラジオドラマ「ヤン坊、ニン坊、トン坊」でデビュー。NHK専属のテレビ女優第一号として活躍する。その後文学座研究所、ニューヨークのメリー・ターサイ演劇スタジオで学ぶ。１９６１年の第一回放送作家協会女優賞をはじめ、数多くの賞を受賞。日本で初めてのトーク番組「徹子の部屋」（ANB）は３１年目を迎える。またクイズ「世界・ふしぎ発見！」（TBS）は２１年目となるなど、テレビ番組出演多数。８４年にはNHK放送文化賞を受賞している。今年５月から、新番組「ドリーム・プレス社」（TBS）にも出演。また著書の「窓ぎわのトットちゃん」は７００万部というベストセラーになり、世界３３カ国で翻訳されている。その印税による「社会福祉法人トット基金（日本ろう者劇団）」設立や「ナショナル・シアター・オブ・ザ・デフ（アメリカろう者劇団）」招聘協力、ユニセフ親善大使としての各国訪問などの活動にも力を注いでいる。主な舞台に「罠」（６４年）、「マカロニ金融」（６８、８０年）、新劇合同公演「シュバルツの裸の王様」（８０年）、「世の中みんなテスト病」（８４〜８７年）、NLT「ニノチカ」（８９〜９８年）、青年劇場「喜劇キュリー夫人」（９２年〜）、NLT「幸せの背くらべ」（９６年〜・初演、再演は銀座セゾン劇場）など。銀座セゾン劇場で８９年から始まった海外コメディシリーズで、１１演目、１３作品に主演。セゾン劇場閉館後シリーズを受け継いだパルコ・プロデュース公演として6作品に主演している。９６年「幸せの背くらべ」と「マスター・クラス」で毎日芸術賞、読売演劇大賞の大賞と最優秀女優賞を受賞した。
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