ジクムント・フォーリーズ ジクムント・フォーリーズ
「いのちのパレード」「漂流」
「忘れな草」「動かぬ旅人」「迷宮」「密航者」
 これら全ての作品の原点「ジクムント・フォーリーズ」
 ついに日本上演!


世界中の観客を魅了し続けるフィリップ・ジャンティ・カンパニーが、この秋、全ての作品の原点ともいうべき傑作「ジクムント・フォーリーズ」を携えて、10度目の来日を果たします。
「いのちのパレード」で88年に初来日して以来、「漂流」「忘れな草」「動かぬ旅人」「迷宮」「密航者」と9回に及ぶ来日公演を行ない、私たちをその魔法のような舞台で虜にしてきたフィリップ・ジャンティ。不気味で可愛い人形や、ダンス、マイム、マジックを駆使した作品は、ユーモアとエスプリ、そしてポエジーが溢れています。
今回、来日上演する「ジクムント・フォーリーズ」は1983年に発表された、フィリップ・ジャンティ処女期のもので、世界的にヒットしたそれ以降の数々の作品の、エッセンスをぎゅっと詰め込んだような舞台です。この作品でフィリップ・ジャンティが使うのは、なんと指人形。
指人形の「語り部」があなたを、めくるめく自分探しの旅に誘います。

「ジクムント・フォーリーズ」に登場する「語り部」、この人物はあなた自身かもしれません。
彼は不思議な冒険の旅に出て、様々な場所で様々な人物に出会います。「ハサミに変装した警視」「雨?溝?穴?を売る道化師」「首相の右腕の左腕」「巨大な肉食乳房群」「フェリックス・ニアルと名乗る秘密警視」「自己内務大臣」「便器で出来た潜水艦の船長・最後の時間破壊者」「時間の海を疾走する時計」「古いアルファベットの文字たち」「夢の統制官」…。
旅のクライマックスで「語り部」は、すべての思い出を捨て去るように命令されます。しかし彼は、いくつかの思い出を隠した疑いで、強制的に脳検査を受けさせられてしまいます。そして「語り部」は、冒険の中で出会った様々な人物が、彼自身の性格のプリズム、性格の反映だったという事実に直面します。自分の内面の葛藤の中で激怒する「語り部」は、「自分自身を憎んでいて、どうやって自分と同じように隣人を愛することができるというのだ!」と宣言。ついに彼は自分自身との和解を果たすのです。

「ジクムント・フォーリーズ」体験は、あなたがあなた自身と向き合うことの大切さに気づき、自分自身を愛する方法を見つけていく冒険となるにちがいありません。
フィリップ・ジャンティの夢の共犯者たちに、そっとお贈りする小さな宝石のような舞台「ジクムント・フォーリーズ」。待望の来日公演にどうぞご期待下さい。


イメージ
イメージ
イメージ
イメージ
イメージ
イメージ
イメージ
イメージ
PHILIPPE GENTY COMPANY フィリップ・ジャンティ・カンパニーについて
SCHEDULE
TOP