【キャスト】
グリフィン夫人:黒柳徹子
ラップチック(神経質な空き巣):田山涼成
ルイーズ(グリフィン夫人の姉):立石凉子
コネリー(グリフィン夫妻のマンションの管理人):石田太郎
グリフィン氏(成功した会社重役):団時朗

【スタッフ】
作  ジョン・トビアス
訳  丹野郁弓
演出  高橋昌也
   
美術  大沢佐智子
照明  沢田祐二
音響  高橋 巖
衣裳  黒須はな子
ジュエリー・デザイン  森 暁雄
ヘアメイク  河村陽子
ヘアー(黒柳徹子)  松田コウイチ
演出助手  前川錬一
舞台監督  岩戸堅一
   
宣伝美術  和田 誠
宣伝  吉田プロモーション
   
製作  山崎浩一
プロデューサー  大竹正紘
制作  田中希世子
   
主催  テレビ朝日
企画・製作  株式会社パルコ


高橋昌也(たかはし まさや) 〈演出〉
1930年東京生まれ。劇団新人会設立に参加。劇団四季、文学座、現代演劇協会・劇団雲を経て、75年演劇集団円に参加。俳優、演出家として幅広く活躍する。俳優としての代表作は「動物園物語」(62年・文学座)のジュリー役、「榎本武揚」(67年・雲)の武揚役、映画「女の一生」の伸太郎役など。また70年代後半から演出家としての活動に力を入れ、「建築家とアッシリア皇帝」(75、84年)、「うしろの正面だあれ」(83年)などの別役実作品、シェイクスピア作品など多くの話題作を演出した。87年に銀座セゾン劇場の芸術総監督に就任、99年の閉館まで務めた。在任中に黒柳徹子の主演作品「幸せの背くらべ」(96年読売演劇大賞演出家賞受賞、97年再演)、「ライオンのあとで」(97年)、「マレーネ」(99年)の演出を手がける。その後、パルコ製作となった黒柳徹子主演海外コメディ・シリーズでも、「レティスとラベッジ」(00年)、「ポンコツ車のレディ」(01年)、「ブロンドに首ったけ」(02年)、「幸せの背くらべ」(03年)、「ローズのジレンマ」(04、08年)、「ふたりのカレンダー」(05年)、「ルーマーズ 口から耳へ、耳から口へ」(06年)、「リグレッツ・オンリー」(07年)と続けて演出を手がけている。近年は俳優活動も再開し、映画「笑の大学」、「透光の樹」(05年日本映画批評家大賞助演男優賞受賞)、「容疑者 室井慎次」「メゾン・ド・ヒミコ」(05年)、「東南角部屋二階の女」(08年)等や、今年公開の「ディア・ドクター」や「空気人形」にも出演している。
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黒柳徹子(くろやなぎ てつこ) 〈グリフィン夫人〉
東京音楽大学・声楽科を卒業後、NHK放送劇団に入団。飯沢匡作のラジオドラマ「ヤン坊、ニン坊、トン坊」でデビュー。NHK専属のテレビ女優第一号として活躍する。その後文学座研究所、ニューヨークのメリー・ターサイ演劇スタジオで学ぶ。1961年の第一回放送作家協会女優賞をはじめ、数多くの賞を受賞。34年目を迎える日本で初めてのトーク番組「徹子の部屋」、24年目となるクイズ「世界・ふしぎ発見!」、「ドリーム・プレス社」(06〜09年)、「キズナ食堂」(09年  〜)などテレビ番組出演多数。84年にはNHK放送文化賞を、06年には「徹子の部屋」で菊池寛賞を受賞。また著書の「窓ぎわのトットちゃん」は700万部というベストセラーになり、世界33カ国で翻訳されている。その印税による「社会福祉法人トット基金(日本ろう者劇団)」設立や「ナショナル・シアター・オブ・ザ・デフ(アメリカろう者劇団)」招聘協力、ユニセフ親善大使としての各国訪問などの活動にも力を注いでいる。主な舞台に「罠」(64年)、「マカロニ金融」(68、80年)、新劇合同公演「シュバルツの裸の王様」(80年)、「世の中みんなテスト病」(84〜87年)、NLT「ニノチカ」(89〜98年)、青年劇場「喜劇キュリー夫人」(92年〜)、NLT「幸せの背くらべ」(96年〜・初演、再演は銀座セゾン劇場)など。銀座セゾン劇場で89年から始まった海外コメディ・シリーズでは、同劇場閉館後シリーズを受け継いだパルコ・プロデュースと併せて22作品に主演している。96年「幸せの背くらべ」と「マスター・クラス」で毎日芸術賞、読売演劇大賞の大賞と最優秀女優賞を受賞した。
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田山涼成(たやま りょうせい) 〈空き巣ラップチック〉
1951年生まれ。名古屋市出身。文学座研究所を経て、79年から92年の解散まで劇団夢の遊眠社に在団。88年から98年まで、ほぼ毎年二人芝居をプロデュース。近年の主な舞台に「カフカズ・ディック」(01年 オリガト・プラスティコvol.1)、「バージニアウルフなんかこわくない?」(03年tpt)、「美しきものの伝説」(04年シス・カンパニー)、「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」(05年 Bunkamura)、「朧の森に棲む鬼」(07年 劇団☆新感線)、「お気に召すまま」(07年 ホリプロ)、「フラガール」(08年TBS)、「黒革の手帖」(09年 明治座)など。最近の映画に「半落ち」(04年)、「ゆれる」(06年)、「それでもボクはやってない」(07年)、「ハッピーフライト」(08年)、「感染列島」(09年)。テレビは「特命係長 只野仁」(09年EX)、「ハンチョウ」(09年TBS)、「アタシんちの男子」(09年CX)他多数。
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立石凉子(たていし りょうこ) 〈姉ルイーズ〉
長崎県出身。演劇集団円所属。2004年に「エレファント・バニッシュ」(03年 世田谷パブリックシアター) 「ビューティークイーン・オブ・リーナン」(04年 演劇集団円)で、紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞。主な舞台に、「グリークス」(00年 Bunkamura) 、「マクベス」(01年 ホリプロ)、「欲望という名の電車」(02年 Bunkamura)、「シブヤから遠く離れて」(04年Bunkamura)、「ロミオとジュリエット」(04年 ホリプロ)、「東風」「オリュウノオバ物語」(05年 演劇集団円)、「白夜の女騎士」「あわれ彼女は娼婦」(06年 Bunkamura)、「ナイス・エイジ」(06年 ナイロン100℃)、「フェイドラの恋」(07年シアターΧ)、「エレンディラ」 (07年ホリプロ)、「春琴」(08・09年 世田谷パブリックシアター)、「ガラスの仮面」(08年 彩の国さいたま芸術劇場)、「表裏源内蛙合戦」(08年Bunkamura)。テレビには「竜馬がゆく」(04年TX)、「病院のチカラ」(07年NHK)、「古畑任三郎ファイナル」(08年CX)、「監査法人」(08年NHK) などがある。
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石田太郎(いしだ たろう) 〈管理人コネリー〉
1944年生まれ。京都府出身。近年の主な舞台に「浪花弁天ものがたり」(02年 新橋演舞場・中日劇場)、「五瓣の椿」(05年 明治座)、「あわれ彼女は娼婦」(06年Bunkamura)、「グリーンフィンガーズ」(09年 青山劇場)など。映画には「いつかA列車に乗って」(03年)、「クイール」(04年)、「寝ずの番」(06年)、「百万円と苦虫女」(08年)、「旭山動物園物語〜ペンギンが空をとぶ」(09年)がある。テレビは、正月時代劇「大友宗麟〜心の王国を求めて〜」(04年NHK)、「シェエラザード」(04年NHK)、「東京湾景」(04年CX)、「女系家族」(05年TBS)、「戦国自衛隊」(05年NTV)、「芋たこなんきん」(06年NHK)、「華麗なる一族」(07年TBS)、「監査法人」(08年NHK)、「再生の町」(09年 NHK)など。「新・刑事コロンボ」のコロンボ役や、「くまのプーさん」イーヨー役、アンソニー・ホプキンズ、ジーン・ハックマン、ハーベイ・カイテルの声など、声優としても活躍している。
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団 時朗(だん じろう) 〈グリフィン氏〉
1949年生まれ。京都府出身。資生堂のCFで注目を集め、71年、TV「帰ってきたウルトラマン」(TBS)で、主人公・郷秀樹を演じ、人気を博す。以降、TV、映画、舞台、CMと幅広く活躍。最近の主な出演作として、舞台は「マカロニ金融」 (00年 NLT・黒柳徹子演出)、「昨日までのベッド」(01年 地人会)、「ブロンドに首ったけ」(02年 パルコ)、「ボーイ・フロム・オズ」(05/06/08年 フジテレビ)、「ふたりのカレンダー」(05年 パルコ)、「ハウトゥサクシード」(07年 フジテレビ)、「ヴェニスの商人」(07年 ホリプロ)、「ストーン夫人のローマの春」(09年 パルコ)など。映画は「青いうた〜のど自慢青春編」(06年)、「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」(06年)、「大決戦 超ウルトラ8兄弟」(08年)、「カムイ外伝」 (09年)など。テレビには「男装の麗人〜川島芳子の生涯」(08年EX)、「浪花の華」(09年NHK)、「夜光の階段」(09年EX)、「メイド刑事」(09年EX)などがある。
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